これはタブーなのかどうか。

PMU_Achan

ファンブログ各所では、東京 伊勢丹 新宿店と新譜『Pick Me Up』タイアップの話題で持ちきりだが、その焦点のひとつにもなっているこの映像について。自分の知るところでは彼女達にとって初のカラーコンタクト着用なのではないだろうか。彼女達は先進的なテクノロジーを取り入れたり、アイドルユニットとしては異色のロックフェスや海外カンファレンスへの挑戦など『常に変化していく』一方で、髪型・黒髪・衣装のスタイル・どんなに大きなステージでも3人しか立たない・クリエイターが変わらないなどおそるべく保守的に『変わらないPerfume』を持ち合わせている。

『黒髪』が『変わらないPerfume』の基軸のひとつだとすると、瞳の色を変えるのは随分思い切った演出スタイルなのだと思われる。正直、今回の瞳の色は『変わらないPerfume』の基軸を深く理解しているファンにとっては、非常に大きなインパクトをもたらしているであろう。しかし、賛否両論はあるだろうが今回の作品コンセプトを俯瞰すると、実に効果的であるようにも感じる。

今回のMVでは『普段着の彼女達』『ショーウィンドーのマネキンとしての彼女達』そして『現実と仮想世界の間を操る彼女達(?)』の3役が登場する。『現実と仮想世界の間を操る彼女達(?)』は、浮世離れしたダンス用の衣装とハイスキルなダンスパフォーマンスで、この現実と仮想世界のストーリーをオーバーラップさせている。彼女達のコンセプトである『Robotics, Futuristic and Mysterious, doll-type girls, well choreographed with laser beams』のMysteriousを表現するにはもってこいであるし、すっかり海外展開も定着してYouTubeでも熱心な海外ファンの書き込みが定着した現在では新たな海外ファンにインパクトを与えるのに好都合でもあろう。

特に、この3役のうち『現実と仮想世界の間を操る彼女達(?)』を際立たせるには、実にPerfumeらしいこのブルーブラック系の衣装にもコーディネイトされたかのようなブルー系のカラーコンタクトはビジュアル的にもキャッチーだ。海外ファンの彼女達に対する関心のひとつには日本人ならではの綺麗な黒髪という話題もあるようなので、黒髪・茶の瞳という典型的な日本人スタイルとは全く異なることからMVのストーリーとコンセプトが際立つことに一役買っていることになるだろう。

彼女達のMVにおいてディレクション数は少ない方の児玉監督だが、彼による今回の作品では彼女達のコンセプトであるRobotics、Futuristic、Mysterious、Doll-Type Girlsを見事に全て網羅している。今回もコンセプトを十二分に引き出してくださった彼女達をとりまくクリエイターの皆さんに拍手。

 

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これはタブーなのかどうか。」への2件のフィードバック

  1. 早いですねー!
    MV初見の感想は今までになくドラマチック!ご指摘のカラコンも間違いなく一役かっています。
    伊勢丹コラボのせいでついつい映像ばかりに目が行きますが、音の方も、かつてなく歌謡曲な構成を取っているように感じたのですがいかがでしょう?
    音の作りは一部モロcapsule のunrequited loveなとこもありますが、一部ギターのアコースティックな音もあり、今までにない意欲的な作りと感じました。

    • 今回のMVのドラマチックさとインパクトに、思わず早々にエントリーを書いてしまいました。

      楽曲も彼女達のそれにしては、かなりガチEDMへ振ってきていて強い押し出しを感じます。
      とはいえ、個人的には『ねぇ』『VOICE』の時のような、ガチEDMでもない『テクノポップ』感をまた生み出してほしいなとも思う次第です。

      いずれにせよ、今回の作品は国内外含め強いインパクトを与えてくれそうで、今年の各国への影響がたのしみです。

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