彼女達の最高とは

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『音楽と人』2015年1月号に、彼女達のWORLD TOUR 3rdを振り返っての記事が掲載された。楽曲は作らないし詞も書かない、演奏もしなければライブでも基本はリップシンク。そういった彼女達をブレイク当時からずっと各音楽誌は追い続けていて、基本は彼女達3人のインプレッションのみを伝えている。この音楽メディアの取り扱いが、また彼女達の異質さとクールさを際立たせている。きっとメジャーロックフェスでオオトリも努めてしまったライブパフォーマンスに注目していて、その背景にあるスピリチュアルな面を描写し続けてくださっているのだと思う。

そして今回の記事だが、手に取られていらっしゃらない皆さんのために全体のインプレッションを。セットリスト(パフォーマンスする楽曲の選定と曲順)は事前の周到なリハーサルで煮詰めていたものの、各公演で常に最新で良いものも求めて常に変化させていたとのこと。そして北米公演は彼女達にとってひとつの目標であって、到達点にたどりついた達成感を得たらしい。一方、海外公演はこの3rdで完結しもうこれ以上はやらなくて良いだろうと考えていたらしい。

海外展開についてこう考えていたことは実に意外であったが、一方であまりの各公演地での反応の良さに『公演を周るうちに、次回はどこを周るか』という気持ちに変化していったそうだ。海外進出へのタイミングを後押ししたのはファンであったことは以前に触れたが、彼女達が『この辺で良かろう』と思っていた気持ちを変化させてさらなる海外展開を後押ししたのも、どうやらファンの反応であったようだ。

楽曲提供者のヤスタカ兄が、楽曲の在庫は一切せずに『常に今、最新で最高のもの』を提供するスタイルだと聞く。アートディレクションの関さんも固定概念にとらわれず常にチャレンジされているし、Rhizomatiksの真鍋さんも常識ではリスクがありすぎてチャレンジされないような最新テクノロジーの実装を続けられている。そして今回の記事で、彼女達自身も常に最新で最高のものを追い求めてくれていることがより明確になった。彼女達の活動は髪の色からして保守的なのだが、進んでいる道は実に前衛的だ。これもギャップ萌えの要素なのだろうか。

今回の『音楽と人』誌。10ページに渡り彼女達へのインタビューと記者のインプレッションでまとめられているが、彼女達の追い求める最高について垣間見られる内容になっている。まだご購入されていない方は、是非ご購入されて手に取ってご覧頂きたい。そして彼女達の近未来を妄想してみてはいかがだろうか。

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