彼女達からのメッセージ

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Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」(2013年)のエンディングでオーディエンスへ舞い降りた風船にしたためられた、彼女達からのメッセージ。20歳台前半の人達にしてはなかなか重いメッセージが伝わってくる。

まるで演歌歌手のように活動開始から7年もかけてブレイクした彼女達は、『無駄なことなどひとつもなかった』(Perfume LIVE@東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」2010年 アンコールMCでのあ~様の発言)としているが、思いの通りに行かなくて辛い事も山ほどあっただろうし今も苦悩はありつづけるのだろうが、我々には常に綺麗なところだけ見せてくれる。それがエンターテインメントだからと言ってしまえば簡単だが、彼女達の成り立ちを知れば知るほどこの風船に書かれたような事の重みが増してくる。

誠実に、感謝をし続けて、とってつけの挨拶やお礼の言葉ではなくこういった言葉を重みを投げかけられるのは、彼女達の過去の長い苦労と今の成功と躍進がその信憑性で包み込んでくれて、我々オトナファンにとっては自分がそうであり続けられていない恥ずかしさとともに少しでも彼女達のような誠実さに近づけたらと、また新たな部分に引き込まれていく。

彼女達のライブは実に楽しくてアットホームな一方、パフォーマンスの多くは至極Coolでカッコよくまとめられていて、終わった瞬間は寂しさとともに充足感に満ち足りているのだろうと思うけれど、そこにこんなスピリチュアルなメッセージが時に飛び込んできたりして別の気持ちに沁みてくる。今回は風船メッセージだったが、終演近くにあ~様の涙ぐんだMCからもそれは伝えられてくる。このスピリチュアルな要素は、自分の中で彼女達の存在を放っておけない理由の大きな位置を占めている。

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西脇綾香の中に生き続けるアイドル

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あ~様の中に生き続けるアイドル性。『I still love U』という楽曲で、ライブの時は2コーラス目のBメロ「願うなら じゃあまたね って手を振るように」の直後に彼女は歌詞に合わせて手を振りながらウインクをする。MVでは振付け無しの収録なのでこのパフォーマンスは無い訳だが、どうなんだろうこれは彼女のアドリブなのだろうか。そうだとしたら、彼女の中で生き続けていてこれからも残していきたい『アイドル性』の片鱗であり、彼女なりのアイドル性へのアピールなのかもしれない。

過去のライブDVD映像や先のライブツアー『ぐるんぐるん』で同楽曲が披露されたのを見ると必ずこのウインクは存在するし、各ライブ映像やライブ中のディスプレイでは必ず彼女のバストショットで射抜かれているので、すっかり定番なのだろう。そして複数回足を運んだ『ぐるんぐるん』東京公演では、あちこちの方がお連れになられたご友人達にディスプレイを指差してこのシーンをキャッチアップするように促していた。そして会場からは「うぉぉ~」という静かな歓声。

この楽曲、詞としては悲しい恋の曲だし曲調はそこそこハードなベースラインを伴っていてダンスパフォーマンスはCool系の味付けがなされている。だから、ここでウインクはちょっと楽曲全体のムードとは違うかなという所だが、構わずお決まりのこのシーンを実行する彼女の中の想いには何があるのか興味深い。ただ単に彼女自身が楽しくてついこうしたことが定番として続いているような気がしているが、それが正しいとするとそんな無邪気な所が普段の思いつめるタイプの性格との間でギャップがあって、つい気になるところだ。

他のメンバー2人は、この楽曲では完全にCoolに決めていてニコリともしないところも対照的で興味深いところだが、あ~様はいつどの場面でもアイドル性に置く重心の軸が違うのかもしれない。そして思い返してみると、彼女のウインクシーンは結構いろいろなところにあったりする。『ワンルーム・ディスコ』と『微かなカオリ』でのそれを貼っておこう。しかし、ウインクというのは動画で観るべきものであって静止画ではインパクトがまるでないので、動画視聴して確かめて頂くべきかな、と。

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