ライブの画という視点

yyg2014_achan

毎日ブログで彼女達の事を書き綴るというのは早々にネタ切れするのではという危惧に対し、画像検索で色々巡っていると案外ネタには尽きないことに驚かされる。このブログでは、紹介する画像は美的にも優れた素材をできるだけ採用したいと考えていて、今日の画像もそんな主旨からお気に入りの一枚。『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』(2014年)での、あ~様の勇姿。

彼女達の基軸はライブに置かれている。そしてテレビで一般に見られる『かわいい』ではなくて『カッコいい、Cool』が展開されているのはこれまでに触れた通りだ。彼女達のライブでの画像は、ひとつひとつそれぞれなかなかカッコいい。これはすなわち、彼女達のライブでのあり方を示しているのだと考える。様々な手の込んだ演出もさることながら、彼女達が長い間つちかってきた身体能力とライブでは何が映えるかの基礎を積み重ねたものだろう。

2015年、彼女達はメジャーデビュー10周年・結成15周年を迎えると言う。先のMUSIC STATIONでは彼女達を良く知っているタモリさんですら『もうそんなにやっているんだ』というリアクションだった。『アイドル』というくくりでは年齢における旬の期間があまりにも短いが、彼女達は『アーティスト』というくくりへなだらかに変化して行くことによってさらに先に行く目標が大きくなっていけるのだろう。2015年の彼女達は、我々をどうやって驚かせてくれるだろうか。

Tweet about this on TwitterShare on Facebook

あ~様の注ぐ視線

2grungrun

Perfume 5th Tour 2014 『ぐるんぐるん』 のライブ映像を振り返って、あ~様の驚くべきポイントに気付いたのでメモ。ダンスパフォーマンス中、かなり複雑な立ち位置の変移がある複雑なパフォーマンス中であっても、多くの場面で彼女はオーディエンスに視線を送っていて笑顔でリアクションしていた。彼女達のダンスパフォーマンスはとても複雑であることはご承知の通りだが、特に立ち位置の変移はともすると4~8小節という短時間に発生していて実に複雑だ。

ライブのセットリスト20曲前後のそれを全て正確にこなす彼女達自身が充分変態に近い能力だが、素人の我々からするとふと気を別のところに遣ってしまうと振付が飛んでしまいそうなものなのだが、彼女はそれを正確にこなしながら並行してオーディエンスへ視線と意識を注いでいることを両立している。実に想像を絶する難易度だ。他の2人ももちろん普段からオーディエンスのことを良く観ている、と自身が言及しているが今回の 『ぐるんぐるん』 ではあ~様のそれは特に目立っていて、ダンスが破綻しないかハラハラする程の意識が注がれていた。

彼女達がリップシンク(いわゆる口パク)だというのは、ライブで再現しきれないテクノポップ楽曲の完成度と激しいダンスパフォーマンスのためであってとやかく追及する部分ではないのだが、彼女達は確実にライブ中歌唱し続けているらしいことはあちこちで先達方が書かれている。これは、歌詞とリズムで振付のステップが紐付けられていて『歌唱しながらダンスすると判り易い』とは、先の振付師MIKIKO先生による企画モノ動画で先生ご本人から言及されている。

これらの背景からすると、彼女達は歌唱することによって身体の動きがダンスだけでなく立ち位置のフォーメーションまで再生することができて、あ~様に至ってはオーディエンスに気を遣っていても正確無比に踊り続けられるということのようだ。理屈は紐解けたとしても、我々素人にはどうにも信じ難い能力だ。彼女達のパフォーマンスを読み込んでいけば行くほど、Roboticというよりも本当のロボットのような気がしてきて興味深い。彼女達の魅力の奥行きは、やはりライブパフォーマンスを中心に点在しているようだ。

Tweet about this on TwitterShare on Facebook